ヒーターコアの交換・接続
2004年も暮れになり、12月には暖冬と言われていても寒くなって来ました。
昨年の夏にヒーターコアを破いてしまい、冬には車内で窓を閉め切っても手袋やホッ●イロは手放せない状態で冬を乗り切った為、今度の冬までには絶対にヒーターコアを治すと心に誓ったのでした。
まず、「ヒーターコア」とは何ぞや?って事で・・・ハッキリ分かっていない僕が説明するのも不安ですが、とりあえず簡単に説明すると
自動車にはエアコンとヒーターとが付いておりエアコンはガスで冷たい空気を車内に送り込む例のアレです。(昔の車はオプションだったり、付いていなかったりとありますが)
エアコンの反対にヒーターは殆どの車に装備されている機能ですね。
ヒーターの仕組みはエアコンほどややこしくないし、どちらかというとヒーターの方が必需品かもしれません。(ヒーター無しで一冬乗り切った僕が言うので間違いないですw)
で、何故暖かい空気が出てくるのか?・・・御存じの通りエンジンが放出する熱を車内に送り込んでいるだけです。
エンジンの熱というより、エンジンが放出する熱を冷やす為の「冷却水」がエンジンを流れ冷却していますが、これは当然熱を帯びます。その熱を持った冷却水を利用して温風をつくり出す。ただ、それだけです(これは僕にでも分かりました)
ただ、これは水冷エンジンの場合です、ビートルなどの空冷エンジンは排気ガスの熱を利用しているようですね。詳しくは分かりませんが・・
ヒーターコアとは小さなラジエターの様な物で、国産車は車内のダッシュボードケースの下辺り、僕のアメ車はエンジンルームに向かって右上のエアコンなどと一緒にユニットとして収まっています。(下写真にて紹介)
「ヒーターコアを破いた」と言うのは、ラジエターの様な構造の為、腐食、錆びなどで冷却水が漏れるようになった状態の事です。当然、冷却水が漏れ出すのでヒーターが効かないだけではなく「その車の走行に支障を生じます」。エンジンを冷やす冷却水が減っていくのでオーバーヒートの原因などになりますね。


ヒーターコアを破くと・・・
「車の下に冷却水が溜まる」・・・これは、車の構造によって溜まる場所が異なるので注意してみてみるべきです。
「助手席のフロアマット、またはその下が濡れる」・・・これはおそらく水冷エンジンでは共通の症状でしょう。
「フロントガラスが曇る、異臭がする」・・・・これは僕のエルカミにもあった症状です。これもおそらく色んな車種で見受けられる症状です。


僕がヒーターコアを破いた頃は治し方を考える事もせず、業者に応急手当てと修理の見積もりを依頼したのですが、お世話になっている業者さんの口頭の見積もりは
「15万コース」
当時の僕はそれで納得していました。構造を知らず、修理の方法も取り替える部品もしらないと幾らでも納得するのは当然です。
国産車の場合、ヒーターコアの修理は比較的簡単なので10諭吉もしないでしょうね、アメ車はユニットの中に埋まってるので取り替えなどの作業が面倒なのでそういう金額になったのでしょう。この金額が高いのか安いのかは分かりません。
さてさて、長い能書きはこれくらいにして、いよいよ交換します。
現状はウォーターポンプからインマニへバイパスのホースがあったのですが、インマニ交換の際にメクラボルトで完全に塞いでいる状態ですので、必要な部品は
・ウォーターポンプからのフィッティング
・ウォーターポンプからヒーターコアまでのホース
・ヒーターコア本体
・ヒーターコアからインマニへのフィッティング
・ヒーターコアからインマニへのホース
・ヒーターバルブ及びフィッティング
となります。
シボレーなどのGM社はおそらく、5/8"と3/4"のホースで一致すると思います。
ヒーターバルブは夏場に温い温風が室内に入るのを防ぐ為には必需品ですので買っておきましょう。
フロントガラスの下にある鉄板を外した状態の画像に色付けをしました。
黄色い部分が今回外す部分です。エルカミの場合はユニット付近のパネルを全部外す面倒な作業になります。
色々と干渉したりするし、外すネジやナットの数も多いですので、作業は時間を要すると思います。
青い丸印が外すネジの場所、数です。(本当はもっと多いと思いますが、忘れましたw)
パネルの継ぎ目にはタールのようなものが防水の為に流し込まれていました。これを取る作業も一苦労!
カッターナイフで切れれば運がイイ方ではないでしょうか?僕はノミとハンマーで剥離作業に一時間弱使いました(泣)
ヒーターのブロアーモーターを外して、雨水の入るメッシュカバーを外した状態です。
予想外に作業が難航しております。
やっと外した・・・
色々干渉して大変だったし、腰が痛いよぅ・・・
さて、ここからはコアの交換とホースの接続、元に戻す作業。
パネルの中は意外に汚い!ホコリや砂などを巻き込んでいるので、ブロアーモーターと一緒に内部に掃除機をかけてあげました。
滅多に開ける部分じゃないですもんね。というか、もぅ開ける事の無いように願いたい。
これが去年の問題児の破れたヒーターコア。
アース?のようなものが付いていました。
用途や意味は分からないのですが、ヒーターを交換した後に忘れずに取り付けておきましょう。
新旧ヒーターコア
古いヒーターコアもロウ付けして治せばまだ使えるのかもしれないです。
保管しておこうw
エルカミ乗りの方で欲しい方いらしたらメール下さい。
こんなボロボロでいいなら格安で譲りますよ〜
余談ですが
僕の友達などからよく耳にする「ステンメッシュのホースの切断」
刺が刺さるって・・・たしかにメッシュなので怪我するかもしれません
切断する時は絶縁テープでも何でもいいんで、まず切断する部分にテープを巻いてグラインダーなどで切りましょうね。
たぶん、知ってる人の方が多いでしょうけど。
正直、ヒーターホースをメッシュにするのも微妙ですが・・・
僕は見た目重視でこちらを使います。
作業工程が飛びますけど、ホース関係の取り回しなどが終わったら、必ず元あったように防水処置をしておいた方がいいと思います。
タールのような物はそう簡単に手に入らなかったので、シリコーン材を塗ります。
一応、建築関係の仕事をしているので慣れてます。
黒のシリコーン材はホームセンターで売ってますね。ガンも一緒に売ってるので購入しておくと防水などの作業には色々と使えるのでこの際買っておいてもいいのでは?
シリコーンとコーキングと・・・水性と油性があるので油性を買うようにして下さいね。
ホーシングが終わったらエンジンを始動させてサーモが開くまで暖気
しっかり冷却水が回っている事を確認し、水漏れがないかどうか確認しましょう。
ちなみに、ホースはウォーターポンプからヒーターコアまでが太く、ヒーターコアからインマニまでが細いです。
ホースバンドやフィッティングなどはしっかり止めないと僕みたいに冷却水がピュ〜って・・・・・(苦)
見事ヒーター復活です、ブロアーが少し弱っているようですが、それは後日オーバーホールするか購入するかします。
ブロアーはパネルを外さなくても交換出来るし、比較的安いです。
色々と骨を折りました・・・一日かかって作業完了です。
寒いから作業したくない・・・でも、作業しないと寒いまま車に乗るハメに・・・複雑な心境でヒーターコア交換。
夏場にはたまにヒーターをつけてコア内部の水を循環させてあげるとコアを破く事にはなりにくいらしいです。
すっかり暗くなった所で帰宅命令発令・・・
あ、忘れてはいけないのが冷却水の量!
減ってる筈です、少しはこぼれると思うのできちんと確認しておきましょう。
ステンメッシュホースでこんな感じに仕上がりました。
これで寒くない〜!!嬉しいっす〜!
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