鮎資料館
あゆ・・鮎 
猛威を振るった酷暑も、9月の声を聞くとさすがに朝夕が凌ぎやすくなった。当地方の五ヶ瀬川では、今は鮎かけのシーズンだが間もなく秋の風物詩の一つである鮎やなが開設される。
延岡観光協会の話によると、「今からおよそ八百年前の土持氏の時代に、大分県の宇佐神宮に、鮎千束とウルカの樽を献上したことが、延陵世鑑に記されており、これほどの量の鮎をとるには鮎の習性を利用した「やな」のようなものしか考えられない」という古いやなの歴史がある。

文章:Kumaoさん(H13.9.8)

鮎の生態 
鮎は硬骨魚類・アユ科。鮎魚・阿由・安由とも書く。
全長30センチぐらいになる。しかし、その大きさは、からだの形や色調・斑紋とともに、各河川によって特長があると云われている。
アユは、生後満1年で成熟し、産卵後には大部分のものが死ぬようであるが、なかには1〜2年間産卵を続ける越年アユもいる。産卵数は普通2〜7万粒である。
孵化した子魚は、すぐ海にくだり、翌春の3月頃までには、体長が4,5センチぐらいになり、6月頃までに遡河を完了する。
そして、川の上中流のきれいな水域で、秋末の産卵期まで十分に餌をとって大きくなる。
アユの特有な香気は食餌となる珪藻によるものらしく、その川の珪藻の種類によって香気の違いがあるらしい。ポンポン船に乗って通学した時期があったが、台風が通過した二、三日後の未だ濁流のときに船で川をのぼると川いっぱいにアユの香気が漂った。それは西瓜のような良い匂いでした。

文章:Kumaoさん(H13.9.8)
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